「Blender」勝手に保存されるファイル(.blend1)を作りたくない

「Blender」でモデリングデータを保存した時に、2つのファイルが保存されますが、白いアイコンのファイルが邪魔だなと思ったりしませんか?


白いアイコンのファイルって、いったいなんのファイルなんでしょうか。
下の画像の右側のアイコンのことですよ。


毎回保存時に勝手に出てくるんで、フォルダがごちゃごちゃした感じになり、ちょっとイヤだったりします。

でも、知っておくと便利なものだったりするんです。


.blend1ファイルって何?

「.blend1」とは、バックアップファイルなんです。
当然ながら、拡張子「.blend」は最新の保存データですが、「.blend1」はその1つ前の保存データです。

間違えて上書き保存しちゃっても、保存前のデータを残しておくことができるようにしてあるため、「.blend1」が保存されるわけです。

では、その1つ前のデータを保存する設定とはどこにあるのでしょうか。


.blend1ファイルの保存設定はどこ?

ツールバーにある「Edit」から「Preferences」をクリックします。


「Preferences」をクリックすると、下の画像のようなウィンドウが開きます。
左側にある「Save & Load」をクリックして、ウィンドウ内を切り換えます。


ウィンドウ内にある「Save Versions」のとなりに「1」と表示されているのがわかるでしょうか。


これが「.blend1」ファイルの正体です。この数字を「0」に変更すると、「.blend1」ファイルは作成されません。

逆に数値を増やすと、下の画像のように「.blend2」というファイルがさらに生成されます。


以上のように、「Save Versions」の数値を変更することで、増やしたり、減らしたり、作成させないようにすることもできるので、試していただければと思います。


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