「Illustrator」テキストに3D効果を追加する
Adobe Illustrator(通称イラレ)で、「効果」にある3Dを使って、文字を立体的にする方法を試してみました。
Adobe Photoshopにもある3Dですが、基本的にはインターフェイスが異なるぐらいで、ほとんど変わりません。
イラレの3Dについても、直感的に操作できると思います。
テキストを3D化する
早速、テキストを3D化していきたいと思います。
テキスト・ツールでテキストを入力し、選択したままにします。
選択されたものは、レイヤーで設定されたカラーと同じ色で、選択枠が表示されます。
テキストを入力し、選択したまま |
選択したまま、ツールバーにある「効果」から「3D」の「押し出し・ベベル」をクリックします。
「効果」から「3D」の「押し出し・ベベル」をクリック |
3D 押し出し・ベベルオプションで設定する
ウィンドウが立ち上がり、プレビューにチェックが入っていると、先ほどのテキストが3D化されているのがわかるかと思います。
プレビューにチェックが入っていないと、変化がありません。ただし、PCのスペックによっては、3Dの描画の遅延が起き、作業が出来なくなる可能性があります。
その場合、3Dの描画に適したPCが必要になります。
上の画像のように、3D押し出し・ベベルオプションが開いたら、「OK」をクリックします。
特に何もしなくても、以下の画像のように、3Dのような押し出し・ベベルの効果を持ったテキストに変化します。
押し出し・ベベルの効果を持ったテキスト |
オプションウィンドウの中に、キューブ(立方体)が表示されています。
これをドラッグすると、角度を調節することもできます。
キューブの隣で角度を数値で調節することもできます。
その他の数値や設定は、触ってみれば、どんな形になるのかわかりますので、恐れずに試してください。
再調整するには
設定した3D効果を与えたオブジェクトを選択したまま、「プロパティ」ウィンドウを開くと、以下のように、「fx.3D 押し出し・ベベル」と、適用された効果が表示されており、クリックするとオプションウィンドウが再び開き、再調整ができます。
「fx.3D 押し出し・ベベル」クリックすると再調整できる |
そんなわけで、Adobe IllustratorでもPhotoshopのように、気軽に3D表現ができます。
是非、お試しください。