「Blender」外側と内側で色が異なる発光表現ができるのか

以前、別の記事で、発光させる方法を書いたのですが、今回は発光表現を少し変えて、試してみました。タイトルにも書いてありますが、外側と内側で異なる色で発光させてみようと思います。


文字に起こすと、分かりにくいですね。
例えば、発光の中心は白く発光し、外側へ青く発光するような表現は好きではないですか?

実際にやってみました

下の画像は、それぞれ違う方法で発光させているのですが、ほぼ同じように発光できました。


それぞれどのようにやったのか。説明していきたいと思います。


別オブジェクトを内包して発光させる

先の画像の左側の発光体は、実はオブジェクトを2つ重ねています。
青く発光するオブジェクトの中に、白く発光するオブジェクトを入れると、このようにすることができます。

外側のオブジェクトはマテリアルに「Princinpled BSDF」を使用して、「Emission」で色を付けます。次に、「Emission Strength」で数値(60くらい)を上げます。さらに、「Alpha」で数値(0.700くらい)を減らします。


また、マテリアルの「Setting」で、「Blend Mode」を「Alpha Blend」に変更します。


Alpha Blendにすることで、内側のオブジェクトがよりはっきりと表示されます。


次に、内側のオブジェクトですが、こちらは白く発光させたいので、マテリアルで「Emission」使用し、「Emission Strength」の数値(140くらい)を上げていきます。


内側は、「Blend Mode」を「Alpha Blend」にする必要はありません。
これで最初に見て頂いた発行体の出来上がりです。


輪郭線と一緒に発光させる

もう一つの方法として、オブジェクトに輪郭線を表示させて、輪郭線も発光させることで同様のことができます。

輪郭線を追加する方法は、別の記事で説明しているので、そちらを参考にしていただけると嬉しいです。

下の画像のように、「Solidify」で輪郭線を追加し、輪郭線を太くすることで、色がハッキリと目立つので、「Thickness」の数値(0.33くらい)を上げます。


下の画像のように、輪郭線に先に説明した外側のオブジェクトに使用したマテリアルを適用させるだけで、同じことができます。


少々、速足で説明してしまいましたが、このような方法で、発光体を作ることができますので、試してみはいかがでしょうか。



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