「クリスタ」レイヤーに線が描けない時に確認すること

クリスタ(CLIP STUDIO PAINT PRO)でレイヤーを追加した際に、線が描けなくて困っていませんか?クリスタのレイヤーにはいくつか種類があり、線が描けないものもあります。


レイヤーを追加して、線が描けない時に、レイヤーの種類を確認してみましょう。
レイヤーについては、以下の投稿記事にもありますので、参考にしていただければと思います。

そのため、以降の内容は簡単にサラッと読めるようにしております。


ラスターまたはベクターレイヤーなら描けるはず

レイヤーがラスターまたはベクターであれば、線が描けるはずです。

それでも線が引けない場合、ブラシに問題がある可能性があります。試しに、ブラシを別の形状のものに変更して、描いてみましょう。

ブラシを変えても描けない場合、ペンタブレットに問題が生じているかもしれません。一度PCを再起動し、再度レイヤーを追加して、描いてみましょう。

アプリを再インストールするのも一つの手段です。


3Dレイヤーになっている

3Dレイヤーでは、クリスタの素材から利用できる3D素菜をキャンパス表示する際に使用します。

そのため、線を描画することはできません。


グラデーションレイヤーになっている

グラデーションレイヤーは、そのままズバリ、グラデーションを描画するためのレイヤーです。

そのため、線を描画することはできませんが、マスクレイヤー側を「消しゴムツール」で消すことで、線を引いたような表現ができます。


べた塗りレイヤーになっている

べた塗りレイヤーも、そのままズバリ、べた塗りを描画するためのレイヤーです。

線を描画することはできません。マスクレイヤー側を「消しゴムツール」で消すことで、線を引いたような表現ができます。


トーンレイヤーになっている

トーンレイヤーも、トーンを描画するためのレイヤーです。
そもそも、レイヤーを追加する際に、トーンの設定ウィンドウが開くはずなので、その時点で、追加したいレイヤーではないと気づくはずです。

当然ながら、線を描画することはできません。マスクレイヤー側を「消しゴムツール」で消すことで、線を引いたような表現ができます。


コマ枠フォルダーレイヤーになっている

こちらは、漫画で使用する枠線を追加するレイヤーです。

線を描画することはできません。


ここまで、一気に簡単に説明してしまいましたが、基本的には「ラスターレイヤー」「ベクターレイヤー」以外のレイヤーでは線を描画することはできません。

それでも、線が描画できない場合は、ハードウェア(ペンタブ、液タブ、スタイラスなど)またはソフトウェアの不具合が考えられます。サポートに問い合わせるのが良いでしょう。


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