「Blender」オブジェクトを結合させる方法が知りたい？

Blenderでモデリングをしていて、オブジェクト同士を結合したい時があります。

オブジェクト同士を結合するには、２つの方法があります。一つは「結合する」という方法。もう一つはモディファイアーで「Boolean（ブーリアン）」を使う方法です。

しかし、この二つにはそれぞれ違いがあります。

オブジェクトを結合する

Blenderでは、オブジェクト同士を結合させるショートカットキーがあります。

このショートカットキーで結合する場合、結合させたいオブジェクトを選択しておく必要があります。

オブジェクトを選択したまま、キーボードで「Ctrl + J」を打つとすぐに結合されます。

しかし、注意することがあります。

結合という言葉には、語弊がある気もするのですが、グループ化と言ったほうが良い気がします。

実は、下の画像のように離れていても、一つのオブジェクトになるのです。「結合」と言うより「統合」ですね。

一つのオブジェクトに結合するのですが、頂点、辺、面はそのままなので、頂点、辺、面同士が結びついたりするわけではないということです。

どうしても頂点、辺、面を同士を結び付けたい場合は、結合後に手動で結びつけるように、想定しておく必要があります。（複雑なものほど、かなりめんどくさい）

自動的に補完できたら良いのですが。。。

結合させる方法のもう一つとして、結合させたいオブジェクトを選択したまま、モディファイアーにある「Boolean（ブーリアン）」を適用させます。

3つのタブの「Union」を選択します。

次に、「Obejct」にあるスポイトを使用して、結合させるオブジェクトを選択します。

一覧が表示されるので、そこから選択することもできます。

下の画像のように、「カメラのアイコン」のとなりにある「下矢印のアイコン」をクリックし、「Apply」（Ctrl + A）をクリックして、適用させないと結合できないので、忘れないようにしてください。

結合後、モディアファイアーにあった「Boolean（ブーリアン）」は消えます。

オブジェクトが残っているので、削除するか非表示にすることも、忘れずに。

この「Boolean（ブーリアン）」の場合、複数のオブジェクトをまとめて結合させることができませんが、上の画像のように、結合された部分が綺麗に結合されます。

また、最初に「Union」を選択しましたが、「Difference」を選択すると、削り落とすことができます。