「Illustrator」ハートを描きたいけど描き方がわからない!

Illustratorで、ハートを描きたいと思ったことはありますか?いざ、ハートを描こうと思うと、意外と良い感じにならない。そんなこともあるのではないでしょうか。今回は、Illustratorでハートを簡単に描く方法を記事にしてみたいと思います。


まずは、今回製作するハートがこちらです。フリーグラデーションで色を付けてみました。
こんなハートは嫌だ!と言われちゃうと困っちゃいますが、今回はこれで許してください。

フリーグラデーションについては、別の記事で説明していますので、興味がありましたら、こちらの記事も合わせて、ご覧ください。


さて、上の画像のようなハートを描くにはどのようにすれば良いのでしょうか。早速描いてみたいと思います。



長方形ツールを選択して長方形を描画する

ツールにある「長方形ツール」を選択します。


「長方形ツール」で縦でも横でも良いので、長方形を描画します。


上の画像のように、長方形を描画しました。四隅に丸点があるのがわかるでしょうか。この丸点をクリックすると、四隅にラウンドが掛かり、丸みのある長方形にへんこうすることができるのですが、今回は、上2つの隅にある丸点を動かして、上側だけ丸くします。


コーナーに丸みを追加する

ツールにある「ダイレクト選択ツール」を選択します。


「ダイレクト選択ツール」で、長方形の上側のアンカーを選択します。


上側のアンカーだけを選択すると、上側だけコーナーに丸点が表示されます。
この状態で、丸点をクリックしたまま動かすと、下の画像のように、上側だけ丸くなります。


これで、ハートの丸みある部分の完成です。
しかし、このままではハートになりませんので、この長方形を複製します。


長方形を複製して横に倒す

ツールにある「選択ツール」(黒いカーソルのアイコン)を選択します。


「選択ツール」で、丸くなった長方形を再選択し、コピーして貼り付けます。または「Altキー」を押しながら、動かします。複製できれば、どちらのやり方でも良いです。


複製した長方形を横に倒すため、回転させます。
「選択ツール」のまま、コーナーの外側にカーソルを持っていくと、回転できる状態のカーソルに切り替わります。

そのまま、「Shiftキー」を押しながら、倒したい方向へカーソルを動かします。


ツールバーにある「オブジェクト」の「変形」から「回転」を選択して、「-90°」と入力して、回転させても良いです。


2つの長方形を重ねてパスファインダーで合体させる

2つの長方形を下の画像のように重ねます。


この時点で、すでにハートの形をしていますが、重なり合った2つの長方形を選択したまま、「パスファインダー」で「合体」を行います。


すると、一つのオブジェクトになり、ハートの形が出来上がります。


あとは、反時計回りに、「Shiftキー」を押しながら、回転させて、向きを整えれば完成です。


いかがでしょうか。説明は長くなってしまいましたが、覚えてしまうと、とても簡単に作れますので、自分で作ってみたいと思ったら、試してみてください。大きさの違う物を散りばめたりすれば、可愛らしいグラフィックが作れたりするかもですね。


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