「クリスタ」ブラシの塗りに透明度を加えたい
初めてグラフィック・アプリケーションを利用する際は、インターフェイスに慣れず、どこにあるのかさっぱりわからないこともあるでしょう。
ブラシの透明度を変更する箇所から、どのような変化があるのか。説明していきたいと思います。
ブラシの透明度を変更するには?
クリスタに限らず、ブラシの透明度に変更を加えるには、イラスト製作では知っておくべきことかと個人的には思っています。
もちろん表現したいイラストによって、異なってきますが、淡い色使いや、グラデーションなど、色の変化が多いイラストを製作するのであれば、最初に知っておくべきことでしょう。
クリスタで、ブラシの濃度を変更するには、ブラシツールを選択したまま「ツールプロパティ」を開きます。
下の画像にある「不透明度」で変更することができます。
ブラシツールによっては、「ツールプロパティ」が上の表示になっているとは限りませんので、ご注意ください。
「ツールプロパティ」について、良くわからない場合は、別の記事で投稿していますので、良かったら、参考にしてください。
最初にご覧いただいた設定で、一旦ブラシを使用してみたいと思います。
下の画像では、青く横に引いた線が、上記で設定したブラシの線です。
※その下の三色の縦線は、わかりやすくするために、別レイヤーで線を引いたものです。
ブラシの濃度が濃い状態のため、下のレイヤーが透けていません。
不透明度を変更する
ブラシの濃度を変更するにあたって、手っ取り早く変更したい設定が「不透明度」です。
この設定値は、「1~100」の間で設定でき、数値が高いほど濃くなります。
では、不透明度だけを「50」に変更し、ブラシを使用してみます。
下の画像のように線(青色)を引いてみました。
ご覧の通り、不透明度が半分になったため、下のレイヤーが透けて見えます。
このように、不透明度を変更するだけで、ブラシの濃度を簡単に変更することができるわけです。