「クリスタ」図形ツールの線の形状を変更したい

クリスタ（CLIP STUDIO PAINT PRO）で、「図形」ツールを使用して、グラフィックを製作する方もいるかと思うのですが、この「図形」で線の形状を変更したいと思ったことはありませんか？

「図形」ツールは、初期設定では直線状の図形が作成できますが、実は様々形状の線を引くことができます。

簡単な形状のものであれば、簡単にできますが、複雑な形状（模様）の場合、少々調整が必要になっていきますので、実際に試される場合は、余裕をもって試されるのが良いでしょう。

ブラシ形状を変更する

「図形」ツールの線の形状を変更するには、「ツールプロパティ」に表示されている「ブラシ形状」から、予め用意されているものを選択することで変更することができます。

しかし、予め用意されている形状から、選択するだけでは満足できない。と言う方もいるかもしれませんね。

「サブツール詳細」を開き、「ブラシ形状」にある「ブラシ先端」で、ブラシの素材を変更することで、「図形」ツールで他にはない形状の図形も作成することができます。

線の模様となる「ブラシ形状」を素材から選択することで、利用できます。

ブラシの形状を一から作って、素材に登録して利用する場合は、以前投稿した下の記事を参考にしていただければと思います。

ただし、「図形」ツールの「矩形」「楕円」などの場合、ブラシの形状によっては、綺麗に繋がらないなど問題が発生する場合があるので、試しながら、調整していく必要があります。

「図形」ツールで使用する素材を初めて作成し、利用するのであれば、まずは簡単な模様で、つなぎ目を気にしない素材を利用するのが良いでしょう。

例えば、「破線」のような、途切れても良い形状のものです。

既存のブラシ形状でも、図形ツールで作画したもので、連続で繋がって行く形状のものは、図形の大きさや、形によって部分的に破綻してしまうことがあります。

幾つか試して、特徴を理解してから、連続で繋がっても破綻しにくい形状に少しずつステップアップし、お気に入りのブラシ素材を製作していくのがオススメです。

個人的には、直線ではシンプルな形状の素材。コーナーなどでは、凝ったデザインを作成するような、部分的な使い分けをするのが良いかもしれないと思ったりしますが、いかがでしょうか。