「Blender」編集画面で遠くや奥が表示されない時の対処方法

Blenderを使ってモデリング中、遠くにあるオブジェクトやちょっと奥のオブジェクトが画面に表示されないことがありませんか?


オブジェクト自体はあるのに、視点の角度や位置によって、表示されないことがありますよね?いったいどうして画面に表示されないのでしょうか。

実は「View(ビュー)」の設定に原因があります。


「View(ビュー)」の設定を確認する

「View(ビュー)」の設定は、以下の画像の場所で確認することができます。


「▼ View」の下に、「Focal Length」「Clip Start」「End」と3つがありまして、このうちの「End」の数値以上の距離にあるものは表示されなくなります。

上の画像は初期設定で「1000m」となっているので、1000m以上離れてると表示されない状態です。かなりの距離ですね。

つまり「End」の数値を1000m以上にしてあげれば、表示されるようになります。


カメラ・ビューでも表示されないんだけど?

カメラ・ビューも同様に、「End」の数値を超えた距離にあるオブジェクトは表示されません。

下の画像は、Blenderで新規ファイルを作成した際のカメラ・ビューの設定です。
カメラ・オブジェクトを選択した状態で、「Properties」にある「カメラ」のアイコンを選択すると表示されます。

カメラ・オブジェクトを選択しないと表示できないので注意してください。


上の画像にある、「End」の数値が「100m」となっています。この場合、100mを超えた位置にあるオブジェクトは表示されません。

カメラ・ビューの設定は、レンダリング時に必要な設定となりますので、画面上のビューの設定同様に、オブジェクトがあるにもかかわらず、表示されない時は確認しておきましょう。

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