「KRITA」ペンタブレットの筆圧設定を変更したい
「KRITA」で、イラスト製作する際、初期状態ではペンタブの筆圧が効かないように感じられ、筆圧を検知できるようにならないか。考えていませんか?
「KRITA」でも、ペンタブの筆圧を検知して、線の太さを変化させたりできます。
しかし、どこからやれば良いのか。わからずに諦めていないでしょうか。
まずは、筆圧の設定をする前に、初期状態のペンの状態を確認します。
以下の画像のように、線に入り抜きなどがなく、太さが一定です。もう少し線に緩急が欲しいと感じますね。
上の画像のような、線をドローイングする際に、筆圧の設定をしておけば、もう少し違った線を引くことができます。
筆圧設定の場所はどこ?
さて、筆圧の設定はどこで行うのでしょうか。実は「KRITA」にも環境設定のようなメニューがあり、そこで行うことができます。
まずは、ツールバーにある「設定」から「kritaの設定を変更」をクリックします。
「kritaの設定を変更」をクリックすると、「kritaの設定」ウィンドウが開きます。
左側にメニューアイコンが縦に並んでいるのがわかるかと思いますが、その中に「タブレットの設定」があるので、クリックすると、以下のような設定画面に移動します。
上の画像ある左から右へ上に斜めに伸びた線ががありますが、これが筆圧の設定となります。
細かいことは試してみるのが早いのですが、下のように変更してみました。
この線の変更方法は、線をクリックすると、丸いサークルが追加され、位置によってカーブしていきます。また、不要になった丸いサークルは、外側へドラッグすると消せます。
(上の設定は悪い例です)
また、初期設定に戻す場合は、「デフォルトに戻す」ボタンをクリックすると、もどすことができるので、怖がらずに設定してみてください。
上の設定で、試しに描いてみたんですが・・・
変な線になりました(笑)
もう一度、違った設定に変更してみました。
かなり薄い線になってしまいましたが、筆圧を検知しやすくなった気がします。
ブラシ毎の筆圧設定を変更する
当然ながら、ブラシ毎にも筆圧の設定が行えます。
下の画像のように、変更したいブラシを選択した状態で、ツールバーの下にある以下のようなアイコンをクリックします。
このメニューは、他の作業をしようとすると閉じてしまうので、注意してください。
(例えば、別のアプリを使ったり、ブラウザで調べたりする際に、閉じてしまいます。)
右端の白いスペース「スクラッチパッド」では、調整しながら試し描きができます。
設定が決まったら、右上にある「新しいプリセットを保存」または「ブラシを上書き」で設定を保存します。
このメニューでは、筆圧の設定だけでなく、選択したブラシの様々な設定を変更できますが、今回は筆圧のみの説明ということで、また別の記事で説明していきたいと思います。