「Blender」モデリングしたものをリンク複製する

Blenderでモデリングしたものを複製したら、元のモデリングを変更すれば、複製したモデリングも変更できたら便利ですよね。それが「リンク複製(Duplicate Linked)」というものです。


Blenderではオブジェクトの複製の他に、「リンク複製(Duplicate Linked)」と言うものがあり、複製元のオブジェクトを編集すると、リンク複製されたオブジェクトも編集されます。

つまり、同じものが連続したものを作る際に、すべてのものを個別に編集せずに済むわけです。


リンク複製してみる

複製したいオブジェクトを選択したまま、右クリックします。
オブジェクトの複製の下にリンク複製(Duplicate Linked)があるのでクリックします。
ショートカットキーAlt+Dを使って、リンク副生することもできます。


複製されたオブジェクトがカーソルに追従するので、配置したい場所に移動させてクリックします。


とても簡単ですね。


複製元を編集する

複製元のオブジェクトを選択し、編集モードに変更します。
オブジェクトの形状を変更してみます。


リンク複製されたオブジェクトも形状が変化したのがわかるかと思います。



オブジェクトモードでサイズを変更する

オブジェクトモードで、オブジェクトのサイズを変更します。


リンク複製されたオブジェクトのサイズだけが、大きくなりました。
リンク複製されたオブジェクトは、編集モードで行った変更のみ、リンクします。

編集モードで、サイズを変更すれば、リンク複製されたオブジェクトもサイズ変更されます。



リンクを解除する

リンクを解除したいオブジェクトを選択したまま、オブジェクトデータプロパティ(Object Data Properties)を開きます。


上の画像のように、ウィンドウ上部にあるオブジェクト名前「Cube 002」のとなりに表示された数字「2」をクリックすると、数字が消え、リンクを解除することができ、独立したオブジェクトとして、編集が可能になります。

この「2」という数字は、リンク複製された数を表しており、複製元のオブジェクトも含んだ数字になります。


今回、リンク複製と言うやり方を覚えておくと、以下のような投稿記事で製作したものを作る際に、とても便利なので、覚えておきましょう。
良かったら、参考に見てください。

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