「Excel」数字を入力すると小数点が入力されてしまう

Excel(エクセル)で数字を入力していると、気付かない間に「小数点」が入っていて困っていませんか?セルの書式を見ても、「小数点」が追加されるような書式設定はないですよね?


Excelの書式設定では「小数点」を加えるようなものは設定は無いのに、なぜ「小数点」が追加されてしまうのでしょうか。


「小数点位置を自動的に挿入する」が有効になっている

実は、「小数点位置を自動的に挿入する」という設定が有効になっているため、数字を入力すると、小数点が追加されるようになっています。

この場合、Excelのステータスバーに「小数点位置の固定」と表示されているので、設定されているのが確認できると思います。


セルの書式で変更しても、どうにもなりません。


小数点の自動挿入を無効にしたい

Excelのツールバーにある「ファイル」をクリックし、「オプション」をクリックします。


「Excelのオプション」ウィンドウが開くので、「詳細設定」をクリックし、「小数点位置を自動的に挿入する」のチェックを外せば、無効になります。


また、有効にしたまま、小数点の位置を変更する場合、「入力単位」の数値を変更すれば、良いだけです。
初期値では、「2」になっているので、セル内の数値の「2桁目に小数点が挿入されるようになります。


入力した小数点のある数値をそのままにしたい

「小数点位置を自動的に挿入する」を有効にし、「小数点」が挿入された数値をそのまま使用し、別のセルでは「小数点位置を自動的に挿入する」を無効にして、小数点のない数値を入力したいと言うこともできます。

つまり、A1のセルでは、「12.34」と入力させ、A2のセルでは「1234」と言うこともできます。

数値をたくさん打つ場合には便利ですが、少ない数値の場合は、逆にめんどくさいかもしれません。なぜなら、切り替える毎に「Excelのオプション」を立ち上げなければいけないからです。

この場合は、セルの書式設定で小数点を追加するのが良いでしょう。

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